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とろきちみいた(水樹晶)
性別:
女性
自己紹介:
アニオタ・ジャニオタ・ゲームオタ・パチンカーという経歴を持つ腐女子。

今は週2パチンカーと週4パートタイマーをしつつ、昔ほどではないがアニメ・漫画・ゲームを楽しむ主婦。
子供がまだいないのでやりたい放題(笑)
遅まきながらエヴァの53に手を出し、脳内妄想警報発令中。
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腐女子的発言が多々発生しているブログ。 BL・やおい等の意味が分からない方・嫌悪される方は回れ右。 只今、エヴァにハマリ中(遅っ)
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2009-08-21(Fri)
真夏の夜空に咲く花 後編 (庵53)

続きです♪

いちゃいちゃしっぱなしです(汗)


やっと目的の駅に着いて、満員電車から開放された。
すでにドッと疲れが・・・はぁ。
「はい。手、出して」
にっこりと手を差し出すカヲル君。
遠慮がちに出した僕の手をしっかりと握る。
カラコロと下駄の音が心地いい。
周りにも手を繋いだカップルがちらほらといる。僕達も恋人同士に見えてるかな?
ふと視線を上げるとカヲル君がこっちを見てる。自然に顔がほころぶ。
するとカヲル君はちょっと困ったような顔をした。
「さっき、ごめんね。」
「え?何が?」
「電車の中で。くっつき過ぎた」
僕はまた思い出して顔が赤くなる。
「・・・近くにさ、君を見てニヤニヤしてるヤツがいたんだよ。知ってた?」
「え?」
「そんなかわいい顔するからさ。僕は気が気じゃないよ・・・」
「うそ・・・」
「君はさ、もう少し自分の魅力を理解したほうがいいよ」
「そんなこと言われても・・・それにカヲル君だって・・・」
「僕が?なに?」
「なんでもない///」
カッコイイよって口に出しそうになって慌てて口をつぐんだ。
 
屋台でいろいろと買って、僕のとっておきの場所にカヲル君を案内した。
「ここさ、特等席なんだ。良かった、まだ残ってた・・・」
人が集まっている街道より少し中に入り込んだところに、小さいころ僕が見つけた場所。
近くに細い小川が流れてて、大きな石がちょうどベンチのようで腰かけるのにちょうどいい。
「人込みの中で見るより、ここのほうが静かでゆっくり見れるから」
「ホントだ。良いところだね」
「ちょっと足、ひたしてくるね。慣れない下駄で疲れちゃった」
下駄を脱いで、裾を少しまくって足をひたす。冷たい水が心地よくしみる。
「あ~気持ちいい~」
「滑らないように気をつけて」
カヲル君が心配そうにこちらを見てくる。
「だいじょうぶ・・・わっ」
カヲル君のほうを振り返ろうとしたとき、ぬめった岩でつるっと足元を取られる。
「危ないっ」
カヲル君が差し出した腕にしっかりと支えられて、なんとか水浸しは免れた。
「ほらもう・・・そそっかしいんだから」
「ごめん・・・ありがと」
「・・・・やっと君を抱きしめられた」
抱きしめた腕に力がこもる。
いつまでもこうしていたい。君もそう思ってくれてるかな。
花火の上がる音がして、辺りが昼間のように明るくなる。
「あ、花火始まったね」
大きな石のベンチに二人で座って、空を見上げる。
「綺麗・・・」
暫しの間、時を忘れて夜空に咲く花に魅入られる。
ふと、視界が遮られた。
「・・・シンジ君」
ゆっくりとカヲル君の唇が近づいてきて、重ねられた。
「・・・んっ・・・」
カヲル君の舌が入り込んできて僕の口内を犯す。僕も夢中になって舌を絡めた。
「・・・・花火も綺麗だけど、君のほうがずっと綺麗だ」
「・・・はは・・・お決まりのセリフだね」
僕は照れながらカヲル君の胸に顔をうずめた。
「また来年も見に来ようね」
僕達は誓い合うようにもう一度口付けた。
 
 
 
 
___________________________________________________ 
 
あー・・・・もう、勝手にやっちゃってください状態ですか(笑)
庵は甘さが暴走すると止まりません
帰ってきてチューって新婚か!
自分で書いてて・・・・・快感v(おい)
そして手を繋ぐのが大好きなウチの庵53。
電車の中のいちゃいちゃとか、初めはそんなのなかったのにいつの間にか勝手に指がキーボード叩いてましたよっ
これが俗に言う「キャラが勝手に動き出す」ってやつか・・・(そうなの?)
シンちゃんが女の子なのをいいことに好き放題な庵カヲ・・・楽しい・・・
 
頭の中を「自分の美しさ まだ知らないの~」(beautiful world)がエンドレスで回っております。
今月頭にCD買ってずっと車で聴いてます。
だからこんなになっちゃったのか?(笑)
 
次回はこのネタで貞版です。どっちに女物を着せようか迷ってます。
渚に着せてみたい・・・(ぼそっ)
ってか、貞シンは着てくれなさそうだから(笑)
んで、女物の浴衣着た渚見てドキドキすると良いよ!(あれ?初の35フラグ???)
という展開になるかは未定。

 
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    ・きりこ様

    またまたご訪問いただきましてありがとうございます!
    はぁはぁによによしていただけましたか(ぽ)
    萌えていただいてこちらこそ光栄でございます。

    貞版・・・渚に女物着せて書きかけてますが、コレ大丈夫なのかな?
    後ろから刺されたりしないかな?とちょっと不安になってきました(笑)
    でも、渚さんも女装似合うと思うんだけどな・・・(何故さんづけ)

    コメントありがとうございました!
    ・有坂様
    レスが遅くなりまして申し訳ないです

    シンちゃん、そこらの女の子よりカワイくなると思います(断言)
    電車プレイ(笑)はホントに考えてなかったのです!
    なのにウチの庵5ときたら・・・ ←人のせいにすな
    あと、チョコバナナとかフランクフ・・・(以下自粛)

    いやいやいや!ウチので満足などとおっしゃらず、有坂様も気が向いたら是非!

    お粗末さまで舌 ←おもしろ変換なのでそのまま(笑)
    私、どんだけ「舌」って使ってんの!(笑)
    コメントありがとうございました!
    ・こんばんは!!
    度々お邪魔致しますっ
    先日は当方のような辺境サイトへのご来訪ならびに温かなコメント、ありがとうございました~v
    素敵カヲシン小説につられてまたお邪魔してしまいました(´∀`*)
    浴衣53にハァハァです!!読んでいてによによ顔が止まりませんでした(*´ω`*)
    貞版も大変楽しみです!!
    また是非お邪魔させて頂きます~
    ではでは失礼致しましたv
    ・最高ですっ!
    こんばんはv有坂です。
    花火話読ませていただきました!!
    ああん、いいですねぇvvご馳走様ですっ!(笑)
    女装してもママ似だからほんと普通に似合っちゃいそうですよね、シンちゃんv
    手をつないでほのぼの♪
    電車プレイも最高ですっ!(笑)
    私も花火やお祭りネタを書いてみたいなーと思ってたのですが、とろきちみいた様の素敵話で満足しちゃいましたvv
    「キャラが勝手に動き出す」現象はうちでもよくあります(笑)
    また次のお話も楽しみにしてますね!
    失礼します(*^v^*)

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