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とろきちみいた(水樹晶)
性別:
女性
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アニオタ・ジャニオタ・ゲームオタ・パチンカーという経歴を持つ腐女子。

今は週2パチンカーと週4パートタイマーをしつつ、昔ほどではないがアニメ・漫画・ゲームを楽しむ主婦。
子供がまだいないのでやりたい放題(笑)
遅まきながらエヴァの53に手を出し、脳内妄想警報発令中。
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腐女子的発言が多々発生しているブログ。 BL・やおい等の意味が分からない方・嫌悪される方は回れ右。 只今、エヴァにハマリ中(遅っ)
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2009-08-24(Mon)
真夏の夜空に咲く花 前編 (貞53)

庵に続きまして貞の花火ネタです。

最初に謝っておきます・・・ごめんなさい。

渚に女物の浴衣着せました・・・

ところどころ35ぽいかもしれません(汗)

 

OK?


 

 

 

「シンちゃん、いいものあげる♪」

ミサトさんがものすごい笑顔で紙袋を差し出してきた。

僕は一瞬で何かある、と悟った。

「何ですか?これ・・・」

「んふっ、浴衣。2着あるから。渚くんとそれ着てどっか出かけたら?」

アヤしい。アヤしすぎる。僕はその場で中を確認しようと袋を開けると。

「じゃ!あたし、仕事あるから!」

そそくさと逃げるように去っていった。

ますますアヤしい。中を覗いてみると・・・やはり。的中。

「2着って・・・1着は女物じゃん・・・」

僕に付き返されるのがイヤで逃げたな。何考えてんだ・・・ミサトさん。

仕方なしに浴衣が入った袋を持って渚の部屋に寄った。

「いらっしゃい、シンジ君っ」

渚は僕の姿を見ると抱きついてきた。

「ちょっと。何いきなり抱きついてんの?」

ちょっとイラっとしながら渚を剥がしにかかる。

「シンジ君つめたい・・・ん?何これ?」

「ミサトさんにもらった・・・ていうか、押し付けられた」

渚は興味津々で袋の中を覗いている。

「これ、浴衣・・・」

「うん。二人分あるんだけど」

渚が思いついたようにまくしたてる。

「これっ!花火とか夏祭りに着ていくんだよね?行こ!シンジ君」

「・・・・・・これさ、1着は女物なんだ」

「ええっ!?そうなの?シンジ君着てよ。んで一緒に花火見よ!」

なんで僕が女物を着ることが前提なんだ・・・

「やだよ。片方は普段着でいいじゃん」

「えー・・・一緒に浴衣着て見に行きたいなぁ・・・」

みるみるうちに渚の表情が沈んでいく。そんなに落ち込まなくても。

あ。いいこと思いついた。

「例えば、これを二人で着るとして。僕に着付け出来るの?」

「う・・・・」

「まぁ僕だったらなんとか君に着せられるかもしれないけど」

渚が着たいとは言い出さないだろう。

「・・・・じゃあ、僕が着る」

へ?

「僕が着たら一緒に花火見に行ってくれる?」

「・・・・え?」

「一緒に手、繋いで歩いてくれる?」

「・・・・・・・」

渚が妙に真面目な顔して言うものだから。

なんとなく断れなかった。

 

 

ご丁寧に髪飾りや小物まで用意してある。

渚のはねた髪をまとめて、髪飾りを差してみる。うん、なかなかうまいな、僕。

「出来たよ、渚」

鏡を覗き込む渚。

「・・・シンジ君、器用だねぇ。何でも出来るんだね。ね、僕かわいい?」

「・・・・それ聞いてどうすんの」

「まぁ別に僕はカッコなんてどうでもいいんだけど。でも並んで歩くなら、やっぱりカワイく見えたほうがいいじゃん」

「あ・・・そ」

やっぱり変わってるなぁ。渚って。

でも、ホントのところ、渚はもともと中性的だから、まんざらでもないんだよね。

って、僕は何を・・・・////

まだ鏡を覗き込んでる渚。意外に細い肩とすらっとした首筋。

うなじにまとまりきらなかった後れ毛が少し垂れていて、妙に色っぽく見え・・・

「・・・シンジ君?」

「・・・な、何?」

渚がいつの間にかこちらを振り返っていた。うわ・・・見とれてたのバレた?

「シンジ君も早く着替えなよ。遅れちゃうよ」

「あ・・あぁ、そうだね」

気付いてないみたいだ・・・。

僕が制服を脱ぎ出すと渚がいきなり後ろから抱き付いてきた。

「・・・うわっ!なに?」

「シンジ君、僕に見とれてたでしょ?」

「・・・!そ、そんなワケないだろっ」

「もー、僕がカワイイからって襲わないでよー」

渚はケラケラと笑ってる。む。なんかムカつく。

んじゃあ、襲ってやる。

振り返って強引に渚の唇を奪った。

「・・・んっ!?」

渚は驚いて目を見開いていたけど、静かに目を閉じていった。

僕は舌を滑り込ませて渚のと深く絡めてみる。

渚もノってきて、お互いの唇を角度を変えながら深く、深く。

渚の腕が僕の体を抱き寄せて・・・ってあれ?なんでリードされてるの!?

「・・・んぅ・・・ちょ・・・なんで」

少し唇が離れた隙に抗議の声を上げてみるけど、またすぐに渚の唇にふさがれてしまった////

渚が存分に僕の唇を楽しんだあと、ゆっくりと離した。

「・・・君が攻めようなんて10年早いよ」

そのカッコで言われても説得力ないけど・・・まぁ、そーいうことにしておいてやるよ。

 

 

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