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とろきちみいた(水樹晶)
性別:
女性
自己紹介:
アニオタ・ジャニオタ・ゲームオタ・パチンカーという経歴を持つ腐女子。

今は週2パチンカーと週4パートタイマーをしつつ、昔ほどではないがアニメ・漫画・ゲームを楽しむ主婦。
子供がまだいないのでやりたい放題(笑)
遅まきながらエヴァの53に手を出し、脳内妄想警報発令中。
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腐女子的発言が多々発生しているブログ。 BL・やおい等の意味が分からない方・嫌悪される方は回れ右。 只今、エヴァにハマリ中(遅っ)
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2009-08-28(Fri)
余韻 前編 (庵53)

なんかだんだん不定期更新になってきました(笑)

 

前回の花火ネタの続きです。

後編はR18となっております。

 

やはり、浴衣は脱がせないとね。。。(ニヤリ)

ではどうぞ♪


 

 

 
 
いつの間に呼んだのか、カヲル君が車を手配してくれていた。
さすがにミサトさんは仕事が抜け出せないらしく、ネルフ関係の人らしいけど。
「下駄で足、痛いでしょ?歩くの大変だと思ったから」
そして耳元でそっと。
「それに、帰りも混みあった電車に乗ったら、僕、何するか分かんないし」
「カヲル君・・・///」
二人で後部座席に乗り込む。車は静かに走り出した。
「今日は本当に楽しかった。誘ってくれてありがとう・・・君も楽しかった?」
「うん。もちろん。それに・・・」
恋人同士みたいに並んで歩けたし・・・と言おうとして、口を閉ざした。
運転手さんいるじゃないか/// 危ない危ない・・・
「それに?なに?」
なのにカヲル君はお構いなしに肩を抱いてくる。
「ちょ・・・ちょっと・・・運転手さんいるしっ」
僕は慌ててカヲル君の体を押し返して小声で反論した。
「あぁ、彼?大丈夫だよ、口堅いし」
大丈夫ってどういうこと?
とか何とか思ってるうちに手まで握ってくるしっ///
大丈夫って言われても、他人がいるところでは恥ずかしいよ。
「カヲル君の馬鹿・・・帰ってからね」
僕はそれだけ言うので精一杯だった。
 
 
マンションに到着して車から降りると、カヲル君は運転手さんにありがとう、と。
運転手さんは軽く会釈して去っていった。
カヲル君ってもしかしてすごいお坊ちゃんなのかな?
「さぁ、僕達の部屋に帰ろうか」
「・・・うん」
僕はカヲル君ににっこりと微笑んだ。
僕達の、部屋。その響きが何ともいえず僕の心が暖かくなる。
今まで一人でいることが多かったから、今の生活が何より嬉しい。
ん?あれ?なんかカヲル君がイヤに早足なんだけど???
「ちょっと待って、カヲル君っ」
「・・・・・・・」
僕が言うのも聞かず、手をぐいぐい引っ張られる。
エレベーターに乗っても、階数を示すランプをもどかしげに見つめてる。
僕達の部屋の階に着くと、歩きながらカードキーを取り出してる。
こ・・・これってもしかして・・・
キーで開錠するとプシュっと音を立てて開くドア。
僕を部屋に入れて、ドアが閉まりきらないうちに抱きしめられた。
「カヲルくんっ・・・」
静かに閉まるドアを後ろ手でロックする。
「・・・シンジ君」
カヲル君が僕の名を呼ぶ。甘い声色。僕の背筋がぞくっと震える。
僕を見つめる赤い瞳。吸い込まれそうなほど。
噛み付くように唇を奪われる。深く犯されて口の端から唾液が伝う。
「・・・んぅ・・・は・・・」
ようやくカヲル君の唇から解放され、大きく息を吸い込む。
カヲル君の指が僕の口元を拭う。
「ずっと我慢してたのに。あんな笑顔見せられたら止まんないよ、僕」
「カヲルく・・・やっ・・・」
カヲル君の掌が浴衣の合わせ目の隙間から無理矢理入り込んでくる。
また唇を塞がれ、胸の突起を愛撫されると僕の体がビクンと跳ねる。
頭が朦朧としてきたけど、それでも唇が離れた隙を見て。
「・・・ここ・・・じゃ、ヤダっ・・・」
真っ赤になりながらなんとかそれだけ伝えた。
「・・・ごめん」
カヲル君は我に返ってそう呟くと、僕の下駄を脱がせて抱きかかえる。
「・・・ちょ・・・自分で歩けるからっ」
「いいから。おとなしくしてて?」
ベッドの脇に僕を下ろして浴衣を脱がせにかかる。
って言ってもさっきのカヲル君のせいで胸元は合わせ目がはだけてぐちゃぐちゃだけど///
「・・・ふふっ・・・なんかやらしい」
「もう・・・君のせいだろ?」
帯の結び目を解いて、しゅるしゅるという音を立てながら床に落ちるそれ。
浴衣を脱がされている、というだけで何かいつもと違う雰囲気に僕は余計にドキドキしてしまっている。
そっと顔を上げてみるとカヲル君と目が合う。
「そんな濡れた瞳で他の人見ちゃダメだよ・・・シンジ君」
唇を重ねながら、カヲル君の手のひらが僕の両肩に置かれる。
僕の肩から浴衣がすべり落ちた。
カヲル君の肩に両腕を回して、車の中で言えなかった続きを今。
「僕も君といて本当に楽しかったよ。まるで恋人同士みたいだったから、嬉しかった」
「僕はいつでもそう振舞ってもいいんだけど」
「はは・・・それはダメだよ。今日は特別。周りもお互いのことしか見えてない場だからね。
 でもホントは・・・僕だってそうしたいよ。この人は僕のものだって、見せつけたいよ?」
なんだろう・・・いつもは言えないことまで言えちゃう。浴衣着てたからかな?
「・・・あんまり可愛いこと言わないでよ。朝まで寝かせてあげないよ?」
「いいよ・・・・」
カヲル君も浴衣を脱ぎ捨てて僕の腰に両腕を回す。
「大好きだよ・・・シンジ君」

 

 

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